コミュニケーションは置かれている環境から学ぶ

こんにちは!
自分を知る.com
性格「見える化」カウンセラー
長屋秀憲です。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。

 

かなり前の話なんですが、有名ブロガーのイケダハヤトさんがtwiterで、このようなtweetをされていました。

 

 

恐ろしいですね、「新入社員にはストレスを与えて耐性を付ける」って・・・。

まさにパワハラの肯定化ですよ。

こんなことを言っているのは、おそらく昭和の古い世代の経営者とか取締役なんでしょうね。

ナガヤも最初に入った会社では、毎日常務からパワハラを受けていましたが、まさに昭和の古い考え方の会社でした。

なので、ナガヤはかなりのストレス耐性がついています。

多少のことでは、全くヘコタレません。

こう聞くと、ストレス耐性っていいじゃん!って思うかもしれませんが、これってホントーに恐ろしいんです。

 

ストレス耐性のある人が上司になると

 

ナガヤは若い頃に常務からパワハラを受けてきたことによって、かなりのストレス耐性がついてしまいました。

それにより多少のことではヘコタレないのですが、ナガヤのようなストレス耐性のある人間が上司になると、部下にもストレスを与える存在になってしまうんです。

どういうことかというと、自分と同じストレス耐性レベルを部下にも強要してしまいます。

「俺はこれだけのことをやってきたんだ! お前だってできるだろう!」

と、自分がやってきたことを基準にして、部下の能力を裁いてしまうんです。

部下からすると、お前がやってきたことなんて知らんがな!って感じなのですが、ストレス耐性のある上司は自分が正しいと思い込んでいるので、部下に逃げ道を作らせないという恐ろしい精神構造も持ち合わせます。

まさに強要罪で逮捕レベルの有害さ!

今さらながら、ナガヤもかつての部下たちに謝りたいです。

すまぬ<(_ _)>

 

そのコミュニケーションが普通だと思い込んでしまう

 

ナガヤのようにパワハラの中で育ってしまうと、そのパワハラのある状態が当たり前になってきます。

すると仕事とは厳しいもんだ、ツラいもんだと思い込み、部下に対してキビしくするのが上司としての当然の仕事だと勘違いしてしまうんです。

いつの間にか、若い頃に常務から受けたパワハラを、自分にとってのコミュニケーション術として学んでしまいました。

厳しくすることでしか部下と接することができなくなってしまうという、パワハラ上司の完成です(←イヤだ!)

これは、虐待を受けて育った子供は、大人になると虐待をする親になってしまうのと全く同じ構造です。

泣き止まない子供、言うことを聞かない子供に対して、虐待するしか接する方法が思いつきません。

虐待する親も、虐待が悪いことだとわかっています。

でも止められない。

それは、自分が子供の頃に親から受けた接し方しか知らないからです。

パワハラ上司からパワハラを学び、虐待する親から虐待を学んでしまう。

しかも無意識のうちに・・・。

恐ろしいですね。

ナガヤのようにストレス耐性のある上司は、部下との接し方をもう一度見つめ直しましょう。

 

コミュニケーションに悩む上司はどうすればいいのか?

 

自分のレベルを部下に強要してしまう、つい部下にキツく当たってしまう上司は、一度、相手の立場に立ってコミュニケーションを考え直してみましょう。

人それぞれ個性があり、価値観が違います。

上司は、それを見極める目が必要です。

ストレス耐性は上手に使えば、粘り強さ、根気強さとなります。

持ち前のストレス耐性を上手に使って、コミュニケーションを学び、根気強く部下と接していきましょう!

 

ストレス耐性を持ったパワハラ上司を持つ部下はどうすればいいのか?

 

ソッコー逃げろ!

これ一択です。

パワハラ上司からストレスを受け続けて、メンタルがやられると大変です。

パワハラ上司に一生を台無しにされる可能性があります。

会社は命をかけるところではありません。

もしくは、身近なカウンセラーに相談してみてください。

 

イケダハヤトさんのtweetから、過去の自分を思い出し、間違ったコミュニケーション危険性を再確認しました。

身につけてしまったストレス耐性は、くれぐれも自分のためだけに使いましょう!

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