相手の課題に責任を持つ必要はない
こんにちは!
自分を知る.com
性格「見える化」カウンセラー
長屋秀憲です。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
先日、友人のカウンセリングをしました。
家に来た時には涙ぐんでいて、かなり悩んでいる様子でした。
話を聞いてみると、仕事が忙しい中で都合をつけて、
忘年会に向かっている途中に、同じ忘年会に行く予定の友達から、
「駅にいるから迎えに来て。一緒に忘年会に行こう!」
と電話があったそうです。
ですが、忘年会の会場に行くのに、駅まで行くのは、かなり遠回りになるので、
忘年会に遅れてしまうと迷惑がかかると思って断ったそうです。
ちなみにその忘年会は、入退出自由で遅れても全く問題ない忘年会です(笑)
他にも、仕事中で電話に出られない時に携帯に着信があり、
仕事終わりに、相手に折り返したところ、何度掛け直しても繋がらなかったそうです。
以上。
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何を悩んでいるのでしょうか?
普通に聞くと、どこにも悩む要素はありませんが、
駅に迎えに行くのを断ったこと、
電話に出られなかったことに真剣に悩んでいました。
では、なぜ悩んでしまうのか?
その根底には、
・相手に嫌われたかもしれない
・相手を怒らせてしまったかもしれない
という不安にあります。
迎えに行くのを断ったって相手に嫌われることはないのに、
電話に出られなくても相手に怒られることはないのに、
何も起こっていないのに、何かが起こったかのように
怖くなって不安になって悩んでしまうのです。
ワタクシは、この方にこう言いました。
「友達が駅から忘年会の会場に向かうのは、自分の課題ですか?相手の課題ですか?」
するとその方は、「相手の課題です。」と答えました。
そして、
「電話を掛け直して相手が出なかった時に、自分に責任がありますか?」
と聞きました。
するとその方は、「自分に責任はありません。」と答えました。
相手の課題は、自分に責任はありません。
なのに相手に嫌われるかもしれない、怒られるかもしれないという不安から、
相手の課題も、自分に責任があるかのように考えてしまうのです。
なので、今自分に起こっていることは、何かを冷静に考えてみましょう。
今回の相談で起こったことは、
・友達から「駅まで迎えに来て。」と言われた。
・仕事中に携帯に着信があった。
ただそれだけです。
何も起こっていないんです。
自分に責任は発生していないんです。
悩む必要はないんです。
心が苦しくなったら、
今、自分に何が起こっているか?
それは、自分の課題か?相手の課題か?を考えてみましょう。
コミュニケーション心理分析でいう、
AC(自己抑制能力)が高い人は、何でも自分ごとのように捉えてしまい、
責任を感じて心が苦しくなってしまいます。
いつも、嫌われ不安、怒られ不安にビクビクしている方は、
AC(自己抑制能力)が高い可能性があります。
コミュニケーション心理分析で、自分の性格を知ってみませんか?
自分を知ることが、楽に生きる第一歩です。
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