取り越し苦労を手放そう!不安が生み出すパターンとその弊害とは?
こんにちは!
自分を知る.com
性格「見える化」カウンセラー長屋秀憲です。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
不安を抱えると、私たちはしばしば「取り越し苦労」をしてしまいます。
これは、実際には起こっていない未来の出来事や問題について、
必要以上に心配してしまう状態のことです。
今回は、取り越し苦労の代表的なパターンと、その弊害についてお話しします。
取り越し苦労のパターン
まず、不安が取り越し苦労に繋がる典型的なパターンを見てみましょう。
最悪のシナリオを想定する 小さなミスでも、「このミスで評価が下がる」「最悪の場合、職を失うかも」と、実際には起こる可能性が低いことまで心配してしまうことがあります。
コントロールできないことにこだわる 未来のことや他人の行動など、自分ではどうにもできないことに対して不安を感じ、「うまくいかなかったらどうしよう」と考えすぎてしまいます。
無限ループ思考 不安なことについて何度も同じように考え続け、頭の中で堂々巡りになる状態です。解決策を見つけるのではなく、問題にとらわれて精神的な負担が増してしまいます。
取り越し苦労の弊害
取り越し苦労がもたらす弊害についても考えてみましょう。
精神的なエネルギーの消耗 脳が常に「何か問題が起こるのではないか」という緊張状態に置かれるため、エネルギーが大量に消耗され、疲労感やストレスが増大します。長期間続くと、メンタルヘルスに悪影響を及ぼすこともあります。
行動の抑制 「失敗したらどうしよう」という考えが行動を制限し、新しい挑戦を避けるようになり、結果として成長の機会を逃してしまいます。また、実際に必要な準備や行動を怠ってしまい、かえって問題を引き寄せてしまうことも。
集中力の低下 未来の心配に囚われると、目の前の仕事や活動に集中することが難しくなります。これにより、効率が下がりミスが増えると、さらに不安が増すという悪循環に陥りがちです。
取り越し苦労から抜け出すために
取り越し苦労は、不安が引き起こす自然な反応ですが、そのほとんどは現実には起こらない心配ごとです。そこで、取り越し苦労を減らすためには、「今、自分にできることは何か?」と現実的な視点に立ち、具体的な行動に焦点を当てることが大切です。これにより、不安のループから抜け出し、心の平穏を取り戻す一歩を踏み出せるでしょう。
不安に対して敏感な自分を責める必要はありません。
大切なのは、未来の心配に囚われるよりも、
目の前の現実に目を向け、少しずつでも前に進むことです。
取り越し苦労を手放し、今を生きることで、
心が軽くなり、人生の可能性が広がっていくはずです。
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