【ドライバー】他人に頼っていいんだよ!
こんにちは!
自分を知る.com
性格「見える化」カウンセラー長屋秀憲です。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
今週は、心理学TA理論の「ドライバー」についてブログを書いています。
ドライバーとは、自分の行動を駆り立てる観念です。
今回が最後の5つ目、
「強くあれ」
ちなみに私は、この「強くあれ」のドライバーの影響を強く受けています。
TA理論の「強くあれ(Be strong)」というドライバーは、
人が自分自身や他人に対して持つ心の中のメッセージや信念の一つです。
このドライバーは、個人が強さや力強さを重視し、
自分や他人に対して常に強くなければならないという圧力を感じる傾向があります。
具体的には、このドライバーが支配的な場合、
次のような行動や特徴が見られることがあります。
自己抑制と感情の抑圧: 自分の弱さや感情を隠そうとする傾向があります。弱さや不安を感じても、他人には見せないようにします。
他人への影響: 他人に対しても同じような「強くあれ」のメッセージを送ります。他人に対しても強さや力強さを求めることがあります。
パフォーマンスの重視: 成功やパフォーマンスが強さの象徴とされ、その達成が重要視される傾向があります。
自己評価の基準: 自己価値を強さや成功に依存し、それがないと自己評価が低下することがあります。
これらの特徴が顕著になることで、
個人の自己実現や他者との関係に影響を与えることがあります。
TA理論では、このようなドライバーが人々の行動や意思決定に
どのように影響するかを理解し、より健全な人間関係や
心の健康を促進するためのアプローチを提案しています
「強くあれ」というドライバーから脱却するためには、
自己理解を深め、柔軟な心の状態を育むことが重要です。
以下に、具体的なステップを挙げます。
1. 自分のドライバーを認識する
まずは、自分が「強くあれ」というドライバーに影響を受けていることを認識しましょう。自分がどのような状況で強くあろうとするのか、またその背景にある感情や信念を理解することが第一歩です。
2. 弱さを受け入れる
「強さ」に固執せず、自分の弱さや脆さを受け入れることが大切です。すべての人が弱さを持っており、それを認めることで心のバランスが取れます。自分の感情を素直に認め、他人に対してもオープンにできるようになると、プレッシャーが軽減します。
3. 健全な自己表現を練習する
自分の感情や思いを、健全に表現する練習をしましょう。強さを示すだけでなく、時には助けを求めたり、他人と感情を共有したりすることが、自己表現の一環です。これにより、他人との関係もより深まります。
4. 自分に優しくする
自己批判を減らし、自分に優しくする姿勢を育てます。完璧である必要はなく、失敗や弱さを許すことが、自己受容を促進します。自己肯定感を高めるために、毎日自分を褒める時間を作るのも効果的です。
5. 他者のサポートを受け入れる
「強くあれ」というドライバーを持つ人は、他者からのサポートを受け入れるのが難しいことがあります。人に頼ることが弱さではなく、人間関係の強化に繋がることを理解し、サポートを受け入れる練習をしましょう。
これらのステップを通じて、「強くあれ」というドライバーから解放され、
より柔軟でバランスの取れた人生を送ることが可能になります。
このステップは、本当に効果的です。
「強くあれ」のドライバーを持っている人は、
「弱くあってはならない」
「他人を頼ってはならない」
という強迫観念を持っています。(私も持っていました。)
これらのステップを意識して実行することで、
かなりの改善が見込めます。
ですが、一人で実行するのは、
なかなか困難です。
そんな時は、「他人に頼っていい!」
と、思い切ってカウンセラーに相談してみてください。
カウンセラーは、客観的にあなたをみて
改善のアプローチを提案してくれます。
他人に頼っていいんです。
このドライバーを持っていた私も、
カウンセリングで改善されました。
ぜひ、カウンセラーに相談してみてください。
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