お気に入りの感情パターンを知り日々を穏やかに
こんにちは!
自分を知る.com
性格「見える化」カウンセラー長屋秀憲です。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
カウンセリングをする上で重要なポイントは、
相談者がどんな感情を抱えているかを見極めて、
それを確実に捉えることが重要です。
私が学んできた心理学はTA(Transactional Analysis:交流分析)理論というのですが、
TA理論における感情には、「ラケット感情(racket feelings)」
という考え方があります。
「ラケット感情(racket feelings)」とは、
個人が幼少期から身につけたネガティブな感情や思考パターンを指します。
この感情は、ストレスや困難な状況に直面したときに、
意識的または無意識的に現れるものです。
例えば、自分に不快な刺激が加わったら、
不安になって⇨妄想して⇨心配して⇨寂しくなって⇨
イライラして⇨恨んで⇨責任転嫁して・・・
という様々な不快感情の連鎖を起こします。
このラケット感情は、人それぞれお気に入りのパターンを持っています。
このお気に入りの不快感情を無意識的に繰り返してしまうんですね。
そんなラケット感情の特徴は以下になります。
ラケット感情の特徴
習慣化された感情: ラケット感情は、幼少期に親や周囲の影響を受けて形成され、繰り返し経験される感情です。これらの感情は、自己防衛や周囲との関係を維持するために使われることが多いです。
偽装された感情: ラケット感情は、本来の感情(例えば、悲しみや怒り)を隠すために使われることがあります。つまり、表面的には別の感情(例えば、不安や罪悪感)を感じているように見えても、その背後には本当の感情が隠されています。
親の影響: ラケット感情は、親の期待や価値観に沿った形で表出することが多いです。例えば、親が「男の子は泣いてはいけない」と教えると、その子供は悲しみを感じる場面でも怒りや無感情で応じることがあります。
ラケット感情の例
- 罪悪感: 自分が悪いことをしていないのに、常に自分を責める感情。
- 不安: 状況が危険でないにもかかわらず、常に心配や恐怖を感じる。
- 怒り: 小さなトリガーでも強い怒りを感じるが、その怒りの背後には他の感情が隠されている場合がある。
ラケット感情への対処
ラケット感情を理解し、それに対処するためには、
まず自分の感情パターンを認識することが重要です。
次に、本来の感情を探し出し、
それを健全な形で表現する方法を学ぶことが必要です。
これにより、ラケット感情に振り回されず、
より健全な人間関係や自己認識を築くことができます。
TA理論では、カウンセリングなどを通じてこれらの感情を解明し、
より適応的な感情や行動に変えていくプロセスが重視されます。
もし、いつも不快感情の連鎖に悩まされている方は、
ぜひカウンセリングを活用してみてください。
自分がどんな感情のパターンを持っているかを
カウンセラーが客観的に見極めます。
自分の感情のあり方を知り、心穏やかな日々を過ごせるように、
カウンセラーはあなたの感情を見極めます!
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