人生を迷わす思い込み【認知の歪み】

こんにちは!

自分を知る.com

性格「見える化」カウンセラー長屋秀憲です。

今日も読んでくれて、ありがとうございます。

 

カウンセリングをしていると、自分の状態を理解できていない、

歪んだ状態で理解していることが多いです。

これが、人生を迷わせる原因となる思い込みなんですが、

認知の歪みと言われるものです。

認知の歪み(cognitive distortions)は、思考が現実を歪め、

感情や行動に悪影響を与える傾向を指します。

これらの思考パターンは、多くの場合無意識に発生し、

ストレスや不安、抑うつの原因となることがあります。

以下に代表的な認知の歪みをいくつか詳細に説明します。

 

  1. 白黒思考(All-or-Nothing Thinking): 物事を極端に捉え、すべてが「成功」か「失敗」かの二択であると考える傾向です。この思考パターンでは、中間的な状況や部分的な成功を認めることが難しく、失敗を全ての価値がないと感じることがあります。例えば、ダイエット中に一度でも甘いものを食べてしまったら「もう全部無駄だ」と感じ、挫折してしまうことがあります。

  2. 一般化のしすぎ(Overgeneralization): 一つの出来事や失敗から、人生全般が同じように悪いと結論づける傾向です。この思考パターンでは、ネガティブな経験を広げて考え、将来の出来事も同じように悪い結果になると決めつけます。例えば、面接に一度落ちただけで「私はどんな仕事にも就けない」と思い込むことです。

  3. 心のフィルター(Mental Filter): ある出来事の中の一つのネガティブな側面だけに焦点を当て、それが全体を代表すると考える傾向です。このフィルターがかかると、全体としてはポジティブな出来事であっても、ネガティブな部分だけを引き出して全体を否定的に捉えてしまいます。例えば、たくさんの称賛を受けても、唯一の批判的なコメントに囚われてしまうことです。

  4. 自己関連づけ(Personalization): 自分には関係のない出来事を、自分の責任や行動に結びつけてしまう傾向です。これは、他人の行動や出来事を自分のせいだと思い込むことで、過剰に責任を感じてしまいます。例えば、同僚が機嫌が悪い時に「私が何か悪いことをしたからだ」と感じてしまうことです。

  5. 過大評価と過小評価(Magnification and Minimization): 自分の失敗や他人の成功を誇張して捉え、逆に自分の成功や他人の失敗を過小評価する傾向です。この歪みは、自分に対する不適切な評価を引き起こし、自己否定感を強めることがあります。例えば、自分の成功を「たまたまだ」と思い、自分の失敗を「大きな問題だ」と捉えることです。

  6. 感情的な理由づけ(Emotional Reasoning): 自分が感じている感情をそのまま現実の反映として捉える傾向です。例えば、「私は不安を感じているから、何か悪いことが起こるに違いない」と思い込むことで、感情が現実を歪める結果になります。この思考パターンでは、感情が強くなるほど、現実に対する解釈も一層歪んでいきます。

 

これらの認知の歪みを理解し、それらに気づくことは、

精神的な健康を保つために非常に重要です。

でも、自分では気づきにくい認知の歪み。

カウンセラーに相談すれば、客観的な意見を得られます。

自分を客観視することは、認知の歪みを改善するのに非常に有効です。

コミュニケーション心理分析カウンセリングは、

自分の性格を「見える化」するので、

客観視するのにもってこいです。

なんとなく思い込み強いなぁ〜と感じている方は、

ぜひコミュニケーション心理分析カウンセリングを活用してみてください。

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