ストレスは発散しても解消されないのである
こんにちは!
自分を知る.com
性格「見える化」カウンセラー
長屋秀憲です。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
昨日、スポーツクラブのサウナに入っていたら、他の会員さんがストレスについて話していました。
Aさん「最近、仕事でストレスたまってかなわんわ、なんかいいストレス解消法ってないかなぁ〜?」
Bさん「私はストレスたまったら、一人でカラオケ行って思いっきり歌うんだよね!スッキリするよ〜。」
なんてことを話していましたが、この会話を聞いてストレスに対する対処法が間違ってるなと感じました。
要は、ストレスの発散と解消をいっしょくたに考えているんですね。
ストレスを解消するつもりでカラオケに行っても、発散はできますが解消はできないのです。
ストレスの発散と解消
よくストレスはため込まずに、発散しましょうとか解消しましょうと言われますが、発散と解消は違うんです。
ストレスの発散とは、
・カラオケに行って思いっきり歌ったり、
・旅行に行ったり、
・スポーツで汗をかいたり、
・アロマでリラックスしたり、
とか思いつきますよね。
ですがカラオケに行こうが、旅行に行こうが、あなたのストレス源は残ったままです。
今回サウナで話していた人は、仕事のストレスと言っていましたから、ストレス源は仕事内容や職場での人間関係などにあります。
なのでカラオケに行ったところで、会社に出社すればまたストレス源に触れるので、結局ストレスがたまっていくのです。
ストレスを発散しても一時的にはスッキリしますが、その都度発散しなければならないのでキリがありません。
よって、ストレスを解消する必要があります。
ストレスの解消とは、ストレスの原因を解消するということです。
ストレス解消のためには、ストレスの原因を見つけ、掘り下げていく必要があります。
ストレスの原因を見つけるには
そもそもストレスというのは、自分の理想と現実のギャップであり、ストレス=理想ー現実で表すことができます。
ですので、まずは理想の自分を紙に書き出してみましょう。
次に、現実の自分を紙に書き出すのです。
今回のサウナの方でしたら、仕事中の理想の自分と現実の自分を紙に書き出します。
紙に書き出せば、ストレスになっているのが仕事内容なのか職場での人間関係なのか、はたまた自分に対する会社の評価や給料など、いろいろなことが出てくると思います。
理想の自分と現実の自分が一番かけ離れているものが、ストレスの原因です。
このように、まずはストレスの原因を見つけ、次は掘り下げていきましょう。
ストレスの原因を掘り下げるには
見つけた原因の掘り下げるには、自分に対して質問をしていくことが有効です。
例えば仕事内容がストレスの原因なら、「どのような仕事なら満足できるか?」と質問してみるのも良いですし、特定の人との人間関係がストレスの原因なら、「あの人との関係をよくするために何ができるか?」とかを自分に質問していきましょう。
自分に質問して出てきた答えに対してさらに質問していくと、掘り下げていくことができるのです。
ストレスには様々な要因がありますが、何度も自分に質問することで掘り下げていくと、からまっていた様々な要因が解きほぐされていき、どんどんシンプルになっていきます。
そのシンプルになって出てきたものが、自分の満たされていない欲求なのです。
この満たされない欲求がストレスなので、満たされない欲求を満たせるようにしていけば、ストレスは解消されていきます。
ストレスを感じたらストレスの公式を思い出そう
ストレスを感じたら、先述したストレスの公式を思い出してみてください。
ストレスの公式とは、ストレス=理想ー現実です。
理想の自分に対して、現実の自分は何が足りないのか、何ができていないのかを明確にしていきましょう。
明確にすることで、次の行動目標ができてきます。
人間は自分の行動に対して明確さがないと、行動できません。
有名な成功コーチ、ジェームス・スキナー氏も、著書成功の9ステップでこう言っています。
明確さは力である!
ストレスを感じたら、ストレスの公式を思い出して、自分のストレスの原因や心の中を明確にしていきましょう!
ストレスに対しては、発散じゃなくて解消することが大事なんですよ。
名著だからぜひ読もう↓
オーディオ版もあるよ!
ランキングクリックお願い↓心理カウンセラーランキング
にほんブログ村